メーカーから送られてきた自転車をそのまま出して売ることはしません
一見すると同じメーカーの自転車でも、実はお店によってその自転車の仕上がり具合が違うことをご存知ですか?
自転車は段ボールで梱包されて、お店に送られてきます。
しかし、メーカーから送られてくる自転車の状態は、完璧なものではありません。
俗に「七部組み」という状態で、最後の仕上げは各ショップに任されるんです。
ここで、重要なのは、「最後の仕上げ」具合に、各お店に大きな差があることです。
大多数のお店は、「七部組み」の状態から、ハンドルやシートポスト、サドルを付け、ワイヤー類の調整を施す程度ですが、当店では「バラシ組み」という、手間も時間もかかる作業を、全ての販売車に施します。
なぜ「バラシ組み」が必要なのか?
答えは簡単です。
より100%に近い性能を引き出し、お客様により快適で安全なサイクリングライフを楽しんでもらうためです。
この「バラシ組み」をすることでしか発見できない、不具合や不良個所があるからです。
そもそもメーカーから送くられてきた自転車は、ホイール(車輪)が触れていたり、変速の調整が完璧に合っていることはほとんどありません。(※工業製品なので、品質が一定ではないため)
その個体差のある状態を常に一定の品質に保つために、3~4時間程度の時間をかけて、再調整する必要があるからです。
この「バラシ組み」を施している自転車とそうでない自転車、同じように走行を重ねうちに耐久性や故障する頻度、変速等の再調整が必要になってくる頻度が歴然と違ってきます。
「バラシ組み」をしている自転車の方が、より快適に安全に走行し続けることが出来ます。
全ての自転車店が上記のような「バラシ組み」をしているとは限りません。
量販店さんなどは、時間的な制約や会社の方針等で、そこまで出来ない、しなくても良いという判断で、していないお店が多数あるのも事実です。
自転車は家電製品と違い、どこで買っても同じではなく、しっかりとお店を選んで購入することをお勧めします。
目に見えない部分だからこそ、とても大切なことなのです。
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