効いてるから大丈夫!? 意外と見落としてる方いらっしゃいません??
毎度おおきに、サイクルセンターサンワです
(*’▽’)
最近ってリムブレーキの自転車が減りましたねえ。油圧ディスクの方が軽い引きで強い制動力を得られるので、無くなっていくのは仕方ないことかもしれませんーー
ただ、油圧ディスクブレーキって実はほとんどメンテナンスフリーになることから、結構な頻度で危険なことになっているケースがあります。
お分かりいただけますか、かなりパッドが薄くなってしまっています。このままお使いいただくと、最終的には金属の部分でローターを止めることになります。
最悪、ブレーキキャリパーの破損等もありうることです。
(;^ω^)
新品のパッドと比べると雲泥の差になります。したが古い方で上が新しい方です。
ブレーキパッドの種類は主にシマノの場合だと二種類です。
レジンと言われるもの=これはいろんな樹脂を固めたものになります、ざっくばらんに説明するとーー
メタルと言われるもの=金属の粒子を固めたもの、ざっくばらんに説明するとーー
レジンの方が当然柔らかく、きつすぎない制動力を持っているのですが反面パッドの減りが早いです。ただ、早いといってもリムブレーキのシューに比べればかなり長持ちはしますケドネ。
速度調整もレジンの方がしやすいです。
メタルはかなり強力な制動力を持っているので、逆にディスクローターの減りの方が早い傾向です。そして音鳴りもしやすい傾向にあります。
ただ、ブレーキのオンオフ感がかなりしっかりしているので、そういうのが好みであればメタルが良いかもしれません。
(*‘ω‘ *)
好みもあるのでしょうが、ワタクシはがっちり効くメタル派です。
そして、シマノの基準ではブレーキパッドが
0.5mm
以下で交換
ですが、1mm近くを割ったら交換されたほうがいいかなと思います。
そして、先ほどお話したディスクローターです。こちらも消耗していきます。リムブレーキの頃であればホイールごと交換することになるので、そういう意味ではディスクの方がラーニングコストはいいのかも
(*’▽’)
お分かりいただけますか?? 左が新品のアルテグラで、右が交換時期のローターになります。
(・・?
厚みが分からない???
では計測してみましょう。
1.32mm
シマノさんの基準では1.5mmを割ると交換してねということなので、完全に交換時期です
(*´Д`)
はい? 見方が分かりませんか??
0と書いてある横にある縦線が1mmの表示になります。そして0と1の間の下の縦線が0.5mmを表します。なので、1を超えて0.5のラインまで行っていないので、1.32mmという事になります。
これは工業系、主に製造関係で使われる計測道具のマイクロメーターと言いまして1/100ぐらいまでは測れる道具になります。
まあ、それはそれで置いときましてーー交換時期をしっかり通り過ぎているという事で、今回、ローターとパッドの両方を交換させていただきました。
ローターの厚みまでは測るのは難しいかもしれませんが、普段の洗車でブレーキの厚みはある程度チェックされているとよろしいと思います。
なので、次洗車するときは一度、パッドの厚みをチェックしてみてくださいネー
(∩´∀`)