【MAVIC】グリスアップは定期的に行いましょう。ラチェット交換は、高いです(;^ω^)

毎度おおきにサイクルセンターサンワです

春になったら走りたいとオーバーホールやメンテナンスのお仕事をたくさんいただいておりますが、

皆様はホイールのグリスアップなどされているでしょうか?? 個人でしていただいている方も多いでしょうが、お店に持ち込んでいただけるお客さんもいます。

が、ガッツリとした振れ取りなどは出来ないとしてもグリスアップはある程度の頻度でしていただく方がよろしいですよ

(*’▽’)

まず、MAVICのホイールはめっちゃグリスアップが簡単です。

スプロケットの一番外側の大きなギアを持ち上げます。

中身が出てきます……

これは中々なことになっています。お話ではイベント参加中に雨に一度振られたということですが、いつ振られたのでしょうかーーー

特に今回、用事や異常な寒さでそれ以降乗れていないというお話ですので、余計にマズいことになっちゃったのでしょう。
今回はさび落としとグリスアップで進めましたが、あまりにひどい場合ラチェットの交換になります。で、ラチェット自体の価格がバネ付きで¥11,000と、お世辞にも安いとは言いにくい値段になってます。

片やグリスは490円です。洗車するついでにしていただけたほうが経済的です。

そして、今回奥のラチェットが完全に固着してかなり外すのが困難なことになっていました。

(;^_^A アセアセ・・・

簡単に清掃した状態になります。
ベアリングの方はゴリゴリ感もなく、スムーズに動いていましたので今回は清掃とラチェットのグリスアップだけを行わせていただきましたが、次回持ち込みの際はベアリングとラチェットの交換をオススメ致します。

(`・ω・´)

MAVICのグリスにはちゃんと塗布するところも書かれており、簡単に理解できるような図になっています。

順番が分からなくなっても紙を見れば大丈夫ですが、自信のない方は外した順番に置いていきましょう。
(画像はキシリウムのグリスアップです)

もしくは持ち込み作業もお受けします。

(*’▽’)

グリスはばら売りの場合、1.5gで使い切るようになっています。ギザギザの二枚のラチェットをメインにフリーボディーとの接地面にも満遍なく塗布してあげてください。

MAVICのホイールはグリスがある状態だと低い音がします。グリスがなくなると甲高い、しんどそうな音に変わりますので、それも一つの目安になるかと思います。

最近のホイールは結構な比率でフリーボディーが外れる構造が多いです。DTスイスなどもそうなのですが、大方大体2000キロほどでグリスアップとなります。雨に打たれたり、MTBのようなオフロードメインの方は2000キロも走ればえぐいことになっていることもあるので、グリスアップ後の音を覚えといていただけるとよいと思います。

これから走り出す方もいらっしゃると思うのですが、

今年は梅雨が多いと戻り梅雨になって、長く雨の時期が続くというようなことも言われているらしいので、できて損はないかと思います。
道中のゲリラ豪雨も普通の事になってきていますのでーー

MAVICのグリスはサンワで販売しておりますので、ぜひぜひお守りに一つお求めくださいませ


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